GanjaTuber

プログラミングとスロット

スロットで金を稼ぐということ

最近、金を稼ぐということについていろいろ考えることがあります。

 

ぼくは、普段は学生をやっていて、空いた時間にバイトを入れています。

 

あと、1日暇な日はスロットをそんなに負けないように打っています。

 

スロット仲間なんかに収支を聞かれた時、ぼくは「おかげさまでなんとか勝ててます」と答えることが多いです。ぼくには、この"おかげさまで"っていうのを無意識につけてしまう癖みたいなのがあります。

 

家でダラダラしている時に、現役スロプロの方のスロット攻略ブログみたいなのを読んでいると、「一切の妥協を許さず、その場で最も期待値の高い行動を取らないとダメ。それができないやつは一生負けるだけ」とか、そんな内容が書かれていることが多い。なんというか、本当に生活のかかった仕事という感じです。

スロットだけで生活をしているスロプロの方にとって、スロットは仕事なのだから手を抜いたら生活が立ち行かなくなるわけで、この思考は当然だ。

 

ただ、同時に、生涯収支をプラスに持っていくだけなら、そんなに根詰めてスロットに向き合わなくてもいいんじゃないんじゃないかと、ぼくは思います。

 

普通に他の仕事で生活してる人は、そんなに気張ってスロット打たなくていいと思う。最低限台の知識とか期待値を理解して、楽しくまったり遊べたらそれでいいんじゃないでしょうか。

 

ぼくは、本当にのうのうとスロットを打たせてもらって、しかも勝たせてもらっているから、どうしても収支の話になると「おかげさまで」って言葉をつけたくなってしまう。

 

スロットでひたすら期待値を追って勝ち続けている人のブログは、確かにすごく参考になるけど、どこか負けている人たちのことを見下した風であることも多い気がする。もちろんすべての人がそうではないけれど。

 

スロットへの向き合い方は人それぞれであり、スロットの勝ち方を理解した上で、「そんなことするくらいなら負けてもいいから楽しく打ちたい」と考える人は、負ける動きをしたっていいと思う。むしろ、そうすることは誇ってもいい。自分の趣味にしっかり投資できているから。

 

本当に大事なことは、遊戯者全体に対して、一様に普遍的な知識が行き渡ることだと思う。

"一様に普遍的な知識"というのは、例えばジャグラーだったら、「ゴーゴーランプが光ったらボーナスが成立しているから7を揃えられる」だとか、「ボーナスが入ったら1枚がけで揃えた方がお得だよ」だとか、もっと細かいことを言うなら「ジャグラーの中でもゴーゴージャグラーっていう機種は変則押しするとブドウをこぼす可能性があるよ」とか。

 

スロットは誰にとっても稼業ではなく、本来は娯楽であって然るべきだとぼくは思っています。

その中で、スロットを生業としているスロプロはむしろ少数派でなければならない。

だから、今スロットを楽しめている人は、「期待値を追ってない人間はバカ」みたいな文章をネットで見つけても、変に焦ったりする必要はなく、そこから得るものがあれば、自分のスロット生活に取り入れればいいし、これはいらないなと思えば切り捨てればいいんです。

 

正しい知識を持って、自分たちにとって適度な距離感で楽しくスロットを打つ人が増えれば、ぼくも嬉しいです。